灰匙を考える(^^♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

六法式といわれる6本組の灰匙。特徴は先端部分の周囲が内側に曲げられていて灰匙を引いたり押したりしても筋が残りにくい。難点は平らな面が作りにくいということ。

 

こちらはいぶして黒く仕上げた5本組。底面等の仕上げの灰匙の柄が微妙に曲がっている。中古なので前持ち主が加工したか?使い勝手は可もなく不可もなくといった具合(^^♪

 

こちらは又特徴的な4本組。茶道家が独自に作った灰匙。手術の道具のような雰囲気。クロームメッキ仕上げになっている。柄が長く慣れれば使い易そうだがそこまで至っていない。特徴は巾広の灰匙の首が可変式になっていること。使う場所によっては効果を発揮する?

こちらは三徳庵好みの灰匙5本組。柄が全部長い。同じタイプをもう1組持っているので使い勝手も可もなく不可もなし。

先ほどと同じようなタイプの7本組。一番長く使っているので使い易い。ただ場所によっては不便なところもあるので前述の灰匙を使ったりしている。灰匙の角度とか柄の長さで使い勝手が大きく違う。技術不足を灰匙の力を借りて補っている状況。
早く「弘法筆を選ばず」の境地に行きたい(^^♪